まず、大事なことは、妊娠してOKかどうかです。
妊活その1 健康診断
健康な赤ちゃんを育てるには、「健康な母体」が大事です。
若い女性に多いのは貧血と体力不足です。赤ちゃんに十分な栄養を運ぶためにカラダをメンテナンスしましょう。
また、最近は妊娠計画が遅くなり、成人病を持っている方も時々見かけます。
糖尿病、高血圧は妊婦にも赤ちゃんに合併症をおこします。きちんとコントロールしましょう。
妊活その2 感染症チェック
感染症の中には、妊娠中にかかると妊娠に悪影響を及ぼすだけでなく、赤ちゃんに異常を起こすものもあります。予防できるものは赤ちゃんのためにワクチンを打ちましょう
ワクチンで予防できる感染症
風しん 麻しん(はしか) 水痘(水ぼうそう) ムンプス(おたふくかぜ)
妊娠中でも打てるワクチン インフルエンザ
妊活その3 (できることから)治療
今、気になっている虫歯、性感染症などは妊娠前に治療しちゃいましょう。
妊娠中は、飲めない薬があったり、レントゲン制限など治療困難になることもあります。
妊娠できるかどうかの検査を希望される方もありますが、検査で妊娠できるかどうかを調べることは残念ながらできません。
排卵日は、月経が規則的な人は計算できるかも知れませんが、女性の体調によって、計算通りには行かないことも多いのです。
排卵のタイミングが合っていても、人間の妊娠率は意外と低いのです。
(20代前半で30%、30才で20%、35才で10%・・年齢が上がると妊娠率は落ちる)
セックスの回数が月1-2回だとタイミングが合わず、1年以上かかるかも知れません。週2-3回だとタイミングは外しませんが、疲れてしまいます・・(^_^;
禁欲しても精子は元気にはなりませんので、2人の生活リズムにあわせて、半年ぐらいは様子見ましょう。
基礎体温をはかってみるのもいいでしょう。